外資系コンサルティングでは主に企業の戦略やM&Aにおけるサポートなどを中心におこなっています。
外資コンサルティングの業務は多岐にわたるので種類やその特色を紹介したいと思います。
その企業がおこなっているプロジェクトの種類によって戦略系や総合系などに分けられます。
戦略系コンサルタントは企経営上における戦略策定やM&Aのアドバイスを主要業務としているコンサルタントであり、総合系コンサルタントはそれよりも幅広くあらゆる経営課題に対応するコンサルタントです。
総合系コンサルティング企業の中でもシステム保守などを請け負うITコンサルティング企業や経理や物流などを請け負うビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)などに特化していく場合も多くあります。
外資系コンサルタントは課題を解決して状況を変えることを仕事にしてます。
そのため人とは違う差異や付加価値をつけて高めていける人間が求められています。
期待以上の結果を出すとともに、課題を掘り起こすことができる人間とも言えるでしょう。
また、プロジェクトを成し遂げるためには、ゴールを明確化することや、要素を分解することでスケジュールに落とし込んで実行できる能力も不可欠です。
最後に、チームでの作業や顧客と接することが多いことからコミュニケーション能力が高い人間であることも重要です。
コンサルティング企業にはその役割によって役職があります。
各社呼び方が違う場合もありますが一般的なものを紹介します。
まずはパートナーです。
パートナーはコンサルティング企業の経営をおこない。顧客の開拓やプロジェクトの受注といった仕事をしています。
次にマネージャーです。
プロジェクトの責任者でありまとめ役です。
仕事を受注してくる場合もあります。
引き受けたプロジェクトの一定範囲を請け負うのがコンサルタントです。
主に課題を解決するため仮説を立てて検証をおこないます。
最後にジュニアコンサルタント(アナリスト)です。
プロジェクトに必要な情報の収集であったり分析作業、資料作成をおこないます。
仕事の忙しさはそのときのプロジェクトの状況などでかなり差があるようです。
語学力は当然求められます。
特に必要とされるのは、ミーティングやディスカッションで言いたいことをはっきり言う積極性です。
複雑な文型などよりも、ポイントをまとめてからわかりやすい言葉で伝えることに的を絞るように意識するといいでしょう。
さらに特殊な言葉が多いため、語彙力や読解力において遅れをとる場合もあると思います。
そこで必要なのが全体を見渡し、自分に必要な情報を見つける能力です。
ビジネス英会話スクールに通ったり、英語雑誌を読んだりすることでこの能力は鍛錬できます。
意識的に学び、実践していく姿勢が実力を向上させていくといえるでしょう。