人事コンサルティングの仕事をするためには、どんな資格が必要になるのでしょう。
ここでは、人事コンサルティングに必要な資格についてお話をしてみたいと思います。
人事コンサルティングに役立つ資格として、よく取り上げられるのがこの資格です。
社会保険労務士とは、簡単に言えば「社内において、人間関係が円滑に進むように調整をする仕事」のこと。
この社会保険労務士の仕事は、企業内において「円滑な人間関係を構築するために、
なくてはならないもの」といわれています。
では、実際に社会保険労務士とは、どういった仕事をするのでしょう。
社会保険労務士とは、企業内で社員同士のすれ違いが起きたとき、
紛争を事前に食い止めることができる資格のことを言います。
>>>社会保険労務士とは
会社というのは、いつもいい状態で仕事ができるわけではありません。
ちょっとした意見の食い違いから「仕事をやめる・やめない」の話になることがあります。
トラブルの原因として、よく挙げられるのが「セクハラ」「パワハラ」ですね。
セクハラやパワハラは、場合によっては訴訟に発展する可能性もありますので、
企業としては「そうなる前に、何とかして人間関係をもとに戻したい」と考えるわけです。
そこで、登場するのが社会保険労務士なのです。
社会保険労務士は、トラブルが起きたときに会社と従業員の意見調整を行います。
双方の言い分を聞き、すりあわせを行い、どうにかして解決に導いていくという、
非常に大切な役割を行うのが社会保険労務士と考えていいでしょう。
非常に神経を使う仕事ですし、意見の調整を行うということは、
双方が納得できる形での解決方法を模索していかなければなりませんが、
会社内の人間関係が円滑に回るようにアドバイスをするとても大切な仕事でもあります。
社会保険労務士は、近年になってできた資格ですが、その重要性は高まっているといえるでしょう。
大企業でも大きなリストラ策を発表することがある現代、企業と従業員の間に入り、
調整を行う社会保険労務士の存在は、非常に心強いものといえるのではないでしょうか。
社会保険労務士は、他にも書類作成業務や代行などの仕事を行います。
そして、コンサルティング業務もその仕事内容の中に入っていますので、
コンサルティングの仕事をしたいと考える人にとっては、この上なく役立つ資格と言えるでしょう。
今後も、注目されていく資格の一つではないかと思われます。