ITコンサルティングとして働くために、特に資格が必要というわけではありませんが、
「持っていた方が有利な資格」はありますので、ぜひともチェックしておきましょう。
では、ITコンサルティング業界で働くにはどうしたらいいでしょうか。
持っていると、有利な資格についてここで記述をしていきましょう。
システムアナリストとは、「情報処理技術者試験」のこと。
システムアナリストは、システムすべてを統括する責任者といえばわかりやすいでしょうか。
企業からどういった経営戦略をしているのかを聞き出し、業務がどんな風に流れているのかを知り、
そのうえで「現在その企業にどんな問題があるのか」について考えます。
どんな企業にも、何かしらの問題があるものですので、その問題点をしっかりと洗い出し、
どんな改善が必要なのかについて調べていくのです。
そして、どんなシステムを使えばその問題を改善できるのかについて、プレゼンを行います。
売り上げが思ったように伸びない、人材育成がうまくいかない・・・こういった問題の裏側には、
必ず何かしらの問題があります。
その点をついたシステムについて、プレゼンを行うのがシステムアナリストなのです。
もちろん、こうしてプレゼンをしていくには、それなりの説得力やコミュニケーション能力が必要になりますので、
システム構築とはまた違った能力が求められます。
システムをしっかりと構築し、さらにプレゼンまで行うことができる能力が求められる・・・
これは、コンサルティングに必ず必要とされる能力ですので、きっとコンサルティングに役立つはずです。
コンサルティングをするといえば、やはりこの資格をあげないわけにはいかないでしょう。
中小企業診断士は、コンサルティングを行ううえで非常に重要な資格であり、
持っていて損はないといわれる資格のひとつでもあります。
コンサルティングの資格の中でも、国家資格として認められているのがこの資格。
だからこそでしょうか、コンサルティング業を目指す人は多くがこの資格取得を目指します。
では、中小企業診断士とはどんな仕事をするのでしょう。
中小企業診断士とは、中小企業が抱える課題について調べ、具体的なアドバイスを行っていく資格のことです。
中小企業がどうやったらいい方向に進むことができるのか、
顧客を開拓することができるのか・・・そういうことについて調べ、しっかりとアドバイスを行っていく。
中小企業診断士には、このような仕事です。
コンサルティングといえばこの資格、といわれるのも、わかるような気がしませんか?
これらの資格を持つことで、コンサルティングの道は確実に近づいていくでしょう。