みなさんは、コンサルティング会社に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。
私が知っているいくつかのコンサルティング会社は、大規模なものもあれば、
社長ひとりですべてを行っている小さなものもありました。
実際にそのような人たちとお仕事をしてみて思ったことは、
バイタリティーというか、パワーがすごい、ということです。
やる気さえあれば、ひとりでもいろいろなことができるということを実感した気がします。
もちろん、コンサルティングを行うのですから、そこには「相手」がいます。
ひとりの会社であっても、実際にはひとりではありません。
相手もあれば、協力して連携している人たちもいます。
人とのつながりが、とても大きなパワーを生む仕事なのです。
実際に社長ひとりで行っているコンサルティング会社の方などにお話を聞いてみると、
経歴もすごければ、自分ひとりでできる業務もとても幅広かったです。
ベースとして、やはり中小企業診断士の資格を持っているという人が多かったのですが、
ひとりでいろいろと行わなくてはならないためか、経理の知識などももちろん豊富ですし、
細かなことを言えば、エクセルやワードといった基本的なソフトのスキルも高いものを持っていました。
そのスキルを使ってお仕事をするというよりも、自分のやりたいことを助けるためのものであった気がします。
コンサルティング会社への就職を目指すのも悪いことではありませんが、
パワーのある人であれば自分で立ち上げてみるのも、自分が好きなことをたくさんできますので、
楽しんで仕事ができるので良いのではないでしょうか。
もちろん、自分が社長になってしまうと、すべての作業が自己責任になります。
お金のやりくりも、仕事の営業も、すべて自分の仕事になりますので、大変なことがたくさんあると思います。
しかし、自分の力でさまざまなことを乗り越えていくというのは、仕事の醍醐味のひとつでもあります。
まずは、自分が尊敬できるコンサルティング会社の社長に弟子入りする、
勉強させてもらうというのもひとつの方法です。
ひとりでずっと仕事をしてきたけど、仕事が多くなって手が足りないという社長もたくさんいますので、
良いご縁を探して一緒に仕事ができると、
大きなコンサルティング会社にはない楽しみもいろいろと味わえるのではないでしょうか。
もちろん、どのような仕事のしかたが合っているかは人それぞれです。
自分に合った方法を見つけ出すことも、大切です。