現在、さまざまなシーンで欠かせない存在となっている「コンサルティング」。
今後もますます活躍の場が広がりそうなだけに、
資格をとってコンサルティング会社に転職したいと考えている人も増えています。
しかしここ数年、毎年、就職活動の困難さが取り沙汰されているくらいですから、
転職もいろいろな理由で厳しくなっていると言わざるをえません。
日本の経済状況や社会的な問題、政治など、社会と仕事というのは深く結びついているだけに、
さまざまな要因に左右されます。
もちろん、そのような中でも活躍している人たちはたくさんいます。
活躍できる人は、やはりスキルや実力のある人たちです。
転職を考える場合には、自分のスキルや実力というものを改めて見直す機会でもありますし、
これから必要なスキルを見極めることにもつながりますので、
転職をしたいと考えている場合には、まず自分自身のことについて考えてみましょう。
転職をする時に、資格取得を考えるなら、
まずは「自分に合っていて、その資格を使ってずっと仕事をしていくことができるか」を見極める必要があります。
せっかく労力を使って資格を取得しても、活かせないのであれば
その時間を他のことに使ったほうが良いといえるでしょう。
せっかくお金も時間もかけてとった資格が宝の持ち腐れになってしまってはもったいないので、
しっかりと使える資格取得を目指すことが第一歩となります。
宝の持ち腐れにしないためにも、資格を取得する前に
「自分にはどんな資格が合っていて、どんなものなら長く活用することができるのか」について、
考える必要がありますが、それだけでなく、
その資格が「求められている」ものであるかどうかも考慮に入れる必要があります。
コンサルティング会社に転職したい!というように、次のチャレンジしたい職種が決まっている場合には、
どのような資格が「求められているか」絞り込みやすいのではないでしょうか。
変な話に聞こえるかもしれませんが、資格にも「流行」のようなものがあり、
その時、みんながこぞって受験する資格というものもあったりします。
流行が生まれるのは、そこに「求められている資格」があるということがわかっているからでしょう。
必ずしも流行している資格が良いというわけではありませんが、
どのようなことが求められているのか、必要とされているのかの判断基準にもなりますので、
資格の情報はしっかりと収集してから、自分が取得を目指す資格を決めると良いのではないでしょうか。